営業職から事務職に社内転職したら評価が上がっただと、、、?!

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新卒で入った会社で10年営業をしていました。
けど、ある時家庭の事情で営業の仕事は続けられないことに、、、。

営業に限らず出張や早出遅番がある仕事ができなくなり、仕事がかなり限られるようになってしまった。

海外出張もある営業だったので、全く違う仕事に転職かな、と思い会社に退職の意向を伝えると、なんと内勤のみ定時厳守の事務職として雇用継続してもらえることに✨
ありがてえ!


事務職に社内転職して数年、、、
だいたいの仕事内容も掴んできて、社内の評価も悪くない感じ。

ここいらで一度、良かった点、悪かった点、苦労した事とかを自分で振り返るためにまとめてみようかなと思います!

目次

こんなジョブチェンジ

まず、営業時代と今の事務の仕事内容を簡単にご紹介。

営業(以前の職種)

製造業の営業
BtoB
日本全国に営業のため泊まり出張あり
定期的に現場監督の仕事あり(作業はなし)
ごく稀に海外出張あり

事務職(今の仕事)

デリバリー(受注手配)
委託先からの請求書仕訳
営業サポート(見積、客先ヒアリング等)
在庫管理
原料発注
電話対応
外出等はほぼなし

営業→事務で給与や昇進はどうなったか

学歴や職種、雇用形態(一般職、総合職、パート)によって、同じ様に仕事をしていても給料や出世に差があるなんて話をよく聞くけど、私の場合、こんな感じでした。

給与は変わらず、出世は遅くなった

給料はありがたい事に据え置き。

出世は遅くなったとはっきり告げられました笑

給料は一般職に変更して下げられる可能性もあったけど、社内で総合職→一般職への変更事例がなく、処理が分からなかったから、据え置きになった模様。

なんだか会社の体制の未熟さに助けられた感じ?笑


そして、事務職は役職上がるのが遅くなると。

これは面談ではっきり言われました。

賞与の査定良かったし、要件は来年にも満たしそう。

ただ、事務方ですぐに昇進させると社長から反対されるんだとか。

なんじゃそら。 
事務は軽視、というかもしかして敵視されてる⁇笑

社内の要件満たしてるのに、出世させると社長から反対されるって、なにごと笑

たしかに他の事務の先輩でも出世してる人はいるけど、同じ年代の中では役職低め。。。

やっぱり営業とかに比べて評価低めなのは実態としてあるかー
少なくともわが社はその1例。

なぜか賞与は微増

そんな事務職の立場がやや弱めな弊社で事務仕事もまだ覚えてる途中段階。
営業の時も査定は悪くなかったこともあり、ボーナスは減るだろうなーと覚悟していましたが、なんとちょっとアップしてました。

査定のランクが1-2個上がった模様(全部で15段階評価)。

気を使ってるのかな?と思い、理由を聞くとシンプルな回答が。


「業績アップへの貢献度が高いと評価されたから」


ありがてぇ(本日2回目)

自分が営業からサポートに回ったことで、営業の人では減りました。

ただ、基本的なヒアリングや商品説明、見積書の作成代理、在庫や品質の管理等、今まで営業がやっていたことの一部を私がすることで、営業の負担が軽減。
営業一人当たりの拡販が伸びたとのこと。

今までより営業効率を上げる方法の1つとして「営業サポート」というポジションを作る意義みたいなのが社内で少し話題にもなったらしい。

それゆえ賞与の査定がアップしたと。
ありがてぇ(3回目)

現在、ポジション替えをしてから3回査定がありましたが、今のところすべて高評価。
15段階中11-13くらいかな。
弊社多少評価上がっても貰える賞与額0.1か月分増えるか程度だからあんま分からんぜ笑

そして、そんだけ評価してくれてるのに出世は遅くなるのもっと意味分からんぜ笑



評価された点を自分で整理する意味も含め、ちょっと振り返ってみようと思います。

評価の高さは売り上げや利益への貢献度

評価基準が何かを考えるとやっぱり利益。利益を出すのにどれだけ貢献したかは分かりやすいし、大きい。だから営業は良くも悪くも査定の評価の振れ幅が大きい職種。その次に評価されやすいのが専門性(代わりがききにくい)職種。同じ内勤でも経理とか貿易事務とかは、少なくとも一般事務より評価の上振れがあるっぽい。

営業から「助かった」と言われる仕事が良い

評価されやすい事務方の仕事の目安として、これがあるかと。

利益に直結する営業から評価される仕事をすると、それがそのまま自分の査定に影響する可能性が高いと感じました。

営業がやってた基本的な仕事を代理する

じゃあ、具体的に何?となると、実際に営業がやってた仕事を代わりにするのが手っ取り早いし分かりやすいかと。

私が評価された「営業の効率化ができた」はまさにこのパターンだったと思います。

予定外の配置換えで仕事が無い所からスタートだったので、とりあえずできる事を寄せ集めてスタートしました。

そして、元営業なので、まずできる事として上がるのが、営業が社内でしている仕事。
そらそうだ。
元々やってた事だから、できて当たり前です。それを他人の分も一部やっただけです。

同じ部署の営業経験者からすると基本的な事をしただけですが、これが効果ありと見られたようです。

外回りが多い中、商談の後に事務所作業をするのは確かに大変でした。

大きな仕事があっても、小さな仕事を疎かにはできません。

そして、小さな案件は細々と数も多い、、、。結局、そこに手を取られ、実力ある営業のリソースを会社にとってより大事な仕事に注力できていなかったのでしょう。

積算や見積り作成、基本的な内容の問合せなど、、、これらを私が代わりにした事で、注力すべき仕事に各々が集中でき、結果に繋がったようです。

人数は同じでも役割を分けるのとで効率化される一例となりました。

調達やテレアポに関わる仕事

これも仕入れや売上、つまり利益に関わる役回りです。

調達は社外との価格交渉とかのイメージもあり、営業チックで苦手意識を持つ人もいるのではないでしょうか?

良いものや安いものを仕入れてくくれると嬉しいのですが、もう少し簡単な役割でも十分ありがたいことがあります。

出荷ペースに合わせてうまく仕入れ時期をコントロールしてくれると営業や製造部門から感謝されます。

近年、弊社では競争が激化する中で原料の管理が複雑化しており、管理するだけで大変な状態に。。。

そんな中で私が事務へ転職したので、在庫管理もすることに。

1年やった時点で「負担が減った」「在庫トラブルが減った」と好評でした。

ただ、実際やったことの大半はスケジュール管理という印象でした。

過去の実績や営業の見通しから出荷ペースを予想し、それに合わせて調達計画を立てる仕事をしていました。

実際に仕入れ先とのやり取りは別の調達部署の人がしてくれるので、カレンダーとにらめっこしていることが多い感じでした。

普通の受発注業務と似てますが、評価されやすいポイントとして在庫、特に期末在庫は決算書類に載るということです。

上の人たちに注目されやすいんです。

ここでうまく在庫コントロールをして過剰在庫を減らしたことをアピールできたのは、評価された点じゃないかなと自分では思っています。


あとはテレアポも売り上げに直結するので、事務でも結果が良いと評価されます。
ただ、私はここはそんなにでした。
元営業なので、多少良くても「そらそうでしょ」感がすごくてアピールできる空気じゃなかったです笑

ただ、別部署の人はテレアポではないけど、飛込みで問い合わせが来たときに、簡単なヒアリングをしてから営業へ話を振ることで、営業の負担が軽減されていると好評でした。
賞与の額まで影響出てるのかまでは分かりませんが。

できる事務員は「提案型」?

ポジションが変わり、基本社内にいるように。
すると、他の人の社内での発言等を自然と見る機会が増えました。

同じ事務でもなんとなく「できる人」として扱われている人達に傾向があるように感じました。

それは、「提案型」であること。


提案型という表現が適切かはさておき、「自分から発信できる人」は評判が良い気がします。

弊社の特徴なのか、世間一般の傾向なのか、事務職の人は気質的に受け身なタイプが多いようです。

仕事の発案をできることも大事ですが、自分の成果をアピールすることが特に大事かなと思います。

事務の仕事って目立たない事が多いんです。

なので、評価する立場の人の目に留まらない。。。

目に留まるときはミスした時だけ。。。。なんて最悪です。

これだと減点方式にしかならないので、損だなと感じます。

目立たなくても業務を円滑に進めるうえで大事な役割はたくさんあると実感しています。

大げさじゃなくて良いんです。

雑談みたいな感じでさらりと自分の小さな成果を周りに周知できる人は自然と同じ事務仕事をしていても評価が高いです。

もちろん世渡り上手な先輩はそもそも何でも器用にこなすので、仕事の成果自体も上々なんですが、その中でも成果を周知する立ち回りは大事だなと見ていて思いました。

給与や賞与に直結しますからねw

営業時代は社内の評価は良くも悪くも数字で勝手に評価されていたので、社内へのアピールはあまり意識していませんでした。

これからは意識していこうと思います。

営業→事務のデメリット

やっぱり給与が上がりにくいことが一番かと感じました。

スキルが身に付かないとかもあるかなーと思ったけど、意外といろいろやれて、むしろ営業時代よりも分かりやすいスキルを身に付けていけそうな気がします。


あとは外回りがないので、他社の事を知る機会が激減したことですね。

何も意識していなかったですが、日常生活では絶対知れない社会の仕組みを覗けるのってすごく貴重だったんですね。

営業って人気ないらしいですが、他の会社の仕事を実際に見て知れる機会があるのって実はめっちゃすごいメリットなんじゃないかなと今更ながら思います。

そもそも評価されない社風なら転職も視野に?

とはいえ、社風によっては事務は完全に評価されない雰囲気だったりすることもあると思います。

私も評価はされてますが、出世遅れるとか言われてますし笑

しかも、ここ数年で事務の扱いも良くなった方でこれなので、会社によっては、そもそも事務職には未来がないようなところもあるのでは?と邪推してしまいます。

そんなときは今流行りの転職を視野に入れるしかないですよね。

事務の増員の採用に携わることもあったのですが、「え、この仕事ができて給料これだけ?」みたいなの、結構ありました笑

弊社が特別給料が高いわけじゃない、むしろちょっと少ないのでは?という中での感想なので、転職も視野に入れるのは有効だなと思っていました。




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