新海誠監督の最新作映画、すずめの戸締りの感想です。
公開初日、、、とはいきませんでしたが、さっそく観てきました。
予告動画とかも観ずに行ったので、タイトルから予想していた雰囲気と違ってびっくりしました。
イスがこんなに活躍する映画は観たことがありませんでした。
これから見る人のお邪魔にならないよう、前半はネタバレなし、後半にネタバレ含めた感想としています。
感想(ネタバレなし)
結論としておもしろかったです。
満足度は人によって差がありそうですが、個人的にはおもしろいと感じました。
風景などの美しさははさすがで、開始1秒でもうきれいでした。
花とかの雰囲気が好きなんですよねー。
君の名は。でも印象的だった神秘的な空の色とかは見た瞬間「ああ、これだ」となりました。
ストーリーは直近2作品とは少し毛並みが違っていた気がします。
呪いや災厄と戦う(?)ような設定で、話のテンポも速めでした。
アニメだと声優として女優さんとかが演じて、「あれ?」とあることがありますが、違和感なく観ることができました。
声優などに詳しいわけではないのですが、主役以外も含めて演技が上手な方が集まっているのではないかと思います。
細かいストーリーは省きますが、ジャンルは冒険物?みたいな印象でした。
災いを防ぐために日本各地を行くのがRPGっぽいなと感じました。
SFやヒューマンドラマ的な要素もあるのですが、「これがメイン!」という要素が分かりませんでした。
ちなみにWikipediaで調べてた「ロードムービー」となっていました。。。。あまり、ピンとこない。
私の中ではジャンル分けするならRPGが一番しっくりきました。
日本の色々な場所へ行くのですが、描写もかなり細かくされていて、所縁がある場所だと「あの場所かな?」と思いながら観れるのは楽しかったです。
ちなみに少しだけネタバレになるかもですが、3.11大震災を表現した部分があったので、この辺が苦手な人はやめた方が良いかもです。
そのシーンになると観ていてすぐに分かると思います。
全体的にテンポが良く、良い意味でクセが少なかったので、普段映画を観ない人でも観やすいのではないかと感じました。
実際、私がそんなに多く観る方ではないのですが、楽しく観れました。
ただ、テンポ良くいろいろな要素が入ってくるので、1つ1つの描写の意味や伏線などを考えながら観たい人だと物足りないかもしれません。
私が観ていても「ちょっと唐突だな」とか「このシーン意味あったかな?」と感じる点がいくつかありました。
私はミステリーとかでなければ、そこまで細かく気にしないので、十分楽しめました。
まさかあんなにイスが活躍する映画だったとは。。。
思い返してみたら、ほぼ少女(すずめ)とイスの冒険だった気がするな。
少しモヤモヤするところもあったのですが、2時間があっという間と思える作品でした。
新海誠本がもらえる
入場者プレゼントで全国300万人に配布されているようです。
監督のインタビューや主役の声優2人と監督の対談などの内容が入っていました。
公開3日で133万人動員というニュースだったので、300万部だとわりとすぐになくなってしまいそうですね。