唯ちゃんたちが就学旅行で京都に行くお話です。
ムギちゃんが金閣寺の説明をするシーンを選んでみました。
ムギちゃんの中の人の寿美菜子が兵庫出身という事もあり、日本語版だと流暢な関西弁にびっくりなシーンです。
(金閣寺ってな、昭和25年に燃やされてもうて、今あるんは新しく建てられたもんなんやって)
Because the Kinkaku,the golden pavilion reliquary where bones of Buddha are kept enshrined became so famous, it came to be known as Kinkaku-ji, the Golden Pavilion Temple.
(お釈迦様のお骨を祀った舎利殿の金閣が有名やさかい、金閣寺って呼ばれるようになった)
However, its true name is apparently Ryokuon-ji,”Deer Garden Temple” .
(けど、ほんまは鹿苑寺っていうらしいわ)
せっかくなので、金閣寺の説明を勉強しようと思ったのですが、字幕と実際のセリフが違い過ぎて全然聞き取れませんでした。。。
なので、上記は字幕そのままです(英語と日本語で文の切れ方が違うので、きれいに対応してませんが、、、)。
ちなみに実際はthe original Kinkaku-ji was~fired…みたいな始まりで、ほかの部分も結構違います。
1行目は文章としてゆっくり読むと意味捉えるのは難しくないですね。
燃やされたは受身形かと思いましたが、burned downに自動詞の意味合いがあるので、単なる過去形となっています。
andの後ろは関係代名詞のwhat節になので、seeの目的語(金閣寺)が省略されています。また、直後にisがあるので、ここまでが主語の固まりと読み取れますね。
文字で1つ1つ見ると分かるのですが、会話の中で瞬時に理解するのってかなり大変ですよねー。
becauseからは、そもそも長いですねー。ただ補足が多いだけで内容は文量ほどではありませんね。
まず前半と後半で分けて読んでいきます。
まずbecause節ですが、修飾がいっぱいです。後ろにare kept enshrinedとあるので、これが動詞でその直前までが主語の固まりかなーと思ったら、さらにその後ろにbecame(動詞)がいました。
という事は”Because the Kinkaku,the golden pavilion reliquary where bones of Buddha are kept enshrined”までで主語という事ですね、長い!笑
この前半の文章は修飾部分を除くと
Because the Kinkaku became so famous.
となるので、「金閣が有名になったから」というのがざっくりした意味ですね。
それでは、どこがどこを修飾(説明)しているのかです。
pavilionの意味を調べると大型テントや付属建物、博物館などが出てきます。
画像検索すると以下のようなものがひっかかります。
reliquaryは舎利塔(仏の遺骨を納める所)です。
ということは最初のKinkakuとthe golden pavilion reliquaryは同じ事を指していますね。金閣=黄金の舎利塔です。金閣は思いっきり日本語なので、外国人にも分かる様に表現したのでしょう。
それをwhere bones of Buddha are kept enshrined(仏の骨を安置する場所)と説明しています。
なので、それを踏まえて訳すと「仏の骨を安置する金閣という黄金の舎利殿が有名になったから」となります。
では、やっと後半部分です。金閣が有名になったら、どうなったのか。
<it came to be known as Kinkaku-ji, the Golden Pavilion Temple>.
,から後はさっきと同じで単に金閣の言いかえですね。
なので、「それ(金閣)は金閣寺として知られるようになった」。
come toは今回の~するようになる の他にも色々意味があるようです。
英語部というサイトにそれぞれの説明があり、今回お世話になったので、リンクを貼っておきます。
そして、もうひとつ。
【初心者OK】金閣寺を英語で案内しよう!という記事があったので、こちらもリンク貼ります。
金閣の説明にアクセス、京都土産を英語で伝える例文がいっぱいです。
自分が観光中に外国人に尋ねられて、スラスラ答える、というシチュには憧れます。
、、、今の私にはかなり厳しいですが笑
今回の金閣寺の説明は、現状だと字幕と違うと全然聞き取れませんでした。
少しは慣れてきたかと思ってましたが、まだまだ英語耳には程遠いようなので、コツコツ頑張りたいと思います。
思ったより長くなってしまったので、今回はこれで終わりです。